爪の水虫って聞いたことありますか?

前回は足の裏や、指の間などに症状が出る足白癬について説明しましたが、今回は爪白癬についてお話ししようと思います。
みなさん、爪白癬という言葉を聞いたことがありますか?実は水虫は爪にも感染することがあるのです。

爪白癬とは、水虫の原因『白癬菌』が爪に感染したことにより生じます。通常は足白癬が先行します。爪白癬の主な症状は、爪が厚くもろくなる、爪が黄色や白に濁る等があげられます。搔痒感がなく、ほとんど自覚症状がないことから「治療しなくてもよいのではないか」と考える方もいます。しかし、爪白癬は足白癬の治療を妨害し、足白癬の二次感染を生じて蜂窩織炎などの感染症を引き起こすことがあります。とくに糖尿病患者さんは感染症により壊疽を生じる可能性も高くなります。

爪白癬の治療は、抗真菌薬が使われます。糖尿病の方は『たかが水虫』が大切な足を奪ってしまうこともあります。一度、みなさんの足の状態を確認してみてはいかがですか?

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