塗り薬の基本的な塗り方について➀保湿剤編

今月は足に薬を塗る際の基本的な塗り方についてです。
薬を塗る時にまず大切なことは最初に手と足(塗る部分)をキレイに洗うことです。
 ・薬に触れる手だけでなく、薬を付ける部分(足)もしっかりと洗います。
 ・石鹸をよく泡立てて、泡で包むように洗います。(弱酸性の泡石鹸がおすすめ)
 ・指の間や爪の隙間も洗い、しっかりかけ湯をします。
 ・ご自分で洗う場合はシャワーの水圧を上げるとしっかりと洗えます。
その次に保湿剤を塗ります。
 ・汚れた手でチューブの口に触れたり、チューブの先端を直接傷に付けないようにします。
 ・皮膚のシワに沿って薬を塗ります。
 ・塗る量は保湿剤を人差し指の第一関節から先端まで絞り出した量が手のひら2枚分の量です。塗った所にティッシュが貼りつくくらいが目安です。
 ・塗り方は優しく擦り込むように塗ります。あまり強く擦り込むと、垢のようなものがでたり刺激となって痒みの原因になることがあるので優しく塗りましょう。
 ・保湿剤は指の間には塗らないでください。
 ・水分を逃がさない為に入浴後体を拭いてすぐ塗ります。
  
薬の種類により塗り方や量の基本はありますが、清潔にして毎日塗ることが大切です。

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